「なんとなく調子が悪い…」その不調、自律神経の乱れや弱りが関係しているかもしれません
こんにちは。
東京都港区芝大門の漢方相談店「建斗漢方堂」です。
建斗漢方堂では、日々さまざまなお身体のお悩みについて漢方相談をお受けしています。
その中でも、現在もっとも多いのが「自律神経の乱れや弱り」に関連したご相談です。
「病院で検査を受けたけれど、大きな異常はないと言われた」
「でも、確かに身体がつらい」
「一つ良くなったと思ったら、今度は別の症状が出てくる」
「天気や疲れ、ストレスによって体調が大きく変わる」
このようなお悩みを抱えてご来店される方は、決して珍しくありません。
自律神経の不調は、全身に現れることがあります
自律神経は、私たちが意識しなくても、心臓を動かしたり、呼吸や血圧、体温、発汗、胃腸の働きなどを調節したりしてくれています。
そのため、そのバランスが崩れると、不調が一か所だけではなく、頭・首・胸・胃腸・耳・喉・睡眠など、さまざまなところに現れることがあります。
例えば、
頭・こころの不調
頭痛、頭重感、めまい、ふらつき、不安、イライラ、気分の落ち込み、集中力の低下など。
首・肩・身体の不調
肩こり、首こり、背中の張り、身体のこわばり、手足の冷え、ほてりなど。
胸・呼吸の不調
動悸、息切れ、息苦しさ、胸の圧迫感、脈が気になる、ため息が多いなど。
耳・喉の不調
耳鳴り、耳が詰まる感じ、喉のつかえ、喉の閉塞感など。
胃腸の不調
食欲不振、胃もたれ、吐き気、お腹の張り、げっぷ、下痢、便秘など。
睡眠・全身の不調
寝つきが悪い、夜中に目が覚める、眠りが浅い、朝起きづらい、疲れやすい、だるい、寝ても疲れが取れないなど。
さらに、汗をかきやすい、寝汗、手足だけ冷える、急にほてるといった体温調節や発汗に関する不調が気になる方もいらっしゃいます。
「症状が一つではない」という方が多いです

漢方相談をしていると、
「肩も凝るし、頭痛もする」
「めまいがあって、動悸もする」
「喉が詰まる感じがして、息苦しくなる」
「耳鳴りもあるし、夜も眠れない」
「胃腸の調子が悪くなると、不安感も強くなる」
というように、複数の症状を同時に抱えている方が少なくありません。

こうした「身体全体の変化」を丁寧に見ていくことが大切だと、私は考えています。
中医学では「自律神経」という言葉だけで考えません
中医学には、もともと「自律神経失調症」という考え方があるわけではありません。
大切なのは、なぜその方に、その症状が現れているのかを考えることです。
例えば、ストレスや緊張が続いて「気」の巡りが滞っているのか。
疲労が重なり、身体を動かすエネルギーである「気」が不足しているのか。
睡眠不足などによって「血」や「陰」が不足しているのか。
胃腸が弱って、身体を支える気血を十分につくれなくなっているのか。
あるいは、加齢や長期間の疲労などによって「腎」の働きが弱っているのか。
同じ「動悸」や「めまい」「不眠」であっても、その原因や体質が違えば、漢方での考え方も変わってきます。
だからこそ建斗漢方堂では、症状の名前だけで漢方薬を選ぶのではなく、できるだけお話を伺うことを大切にしています。
建斗漢方堂では「症状以外」のこともお聞きします。
漢方相談では、現在一番つらい症状だけではなく、
睡眠はどうか。
食欲はあるか。
便通はどうか。
身体は冷えるのか、ほてるのか。
疲れやすくないか。
仕事や家庭で緊張が続いていないか。
天候によって症状が変わらないか。
こうしたことも一緒に確認していきます。
身体とこころは別々ではありません。
そして、「自律神経」という一つの言葉だけでは説明しきれないのが、人間の身体だと思っています。
「今のままでいいですよ」から始めることも大切です
自律神経の不調で悩んでいる方の中には、
「また動悸が起きたらどうしよう」
「まためまいがしたらどうしよう」
「このまま治らなかったらどうしよう」
と、まだ起きていないことへの不安が大きくなっている方もいらっしゃいます。
不安になってはいけない、と無理に抑え込む必要はありません。
まずは、
「今、不安なんだな」
「今、身体が疲れているんだな」
と現在の自分の状態を受け止める。
私は漢方相談でも、そんなところから一緒に考えていきたいと思っています。
一人で抱え込まず、ご相談ください
肩こり、首こり、頭痛、めまい、ふらつき、動悸、息切れ、胸の圧迫感、喉のつかえ、耳鳴り、耳閉感、不眠、不安、胃腸の不調、冷え、ほてり、疲労感……。
一見するとバラバラに見える症状でも、身体全体を見ていくことで、つながりが見えてくることがあります。
「病院へ行くほどなのかな?」
「こんなことを相談してもいいのかな?」
と思うようなことでも構いません。
建斗漢方堂では、まずお話を聞くことを大切にしています。
ただし、胸の強い痛みや急激な息苦しさ、失神、突然の激しい頭痛、麻痺など、急性・重篤な病気が疑われる症状については、漢方相談よりも医療機関への受診を優先してください。また、症状が続く場合も「自律神経だから」と自己判断せず、必要な検査を受けることが大切です。
こころとからだに寄り添いながら、
少しでも「楽に・元気に・笑顔に」なれる方法を一緒に考えていきましょう。
自律神経の不調でお悩みの方は、どうぞお気軽に建斗漢方堂へご相談ください。
野村 建斗

