夏の疲れ、大丈夫ですか? 今こそ始めたい感染症対策のすすめ

こんにちは。

今日は久しぶりに晴れましたね。

9月も半ばを迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

今年の夏も厳しい暑さが続き、知らず知らずのうちに体には疲れがたまっています。

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして今、気をつけたいのが、風邪・インフルエンザ・新型コロナなどの感染症です。

季節の変わり目は、夏の暑さによる疲れに加えて、朝晩と日中の気温差などによって体調を崩しやすくなります。

そこで今回は「夏の疲れをいたわりながら、感染症に備える」という視点から、毎日の生活でできることをご紹介します。

暑い夏を乗り切るために、私たちの体は思っている以上に頑張っています。

大量の発汗、冷房による冷え、睡眠不足、食欲の低下、冷たい飲食物の摂り過ぎなどが重なると、秋になってから一気に疲れを感じることがあります。

中医学では、体の表面を巡り、外から入ってくる邪気から体を守る働きを「衛気(えき)」と考えます。

わかりやすく言えば、体を守ってくれる「バリア」のようなものです。

睡眠不足や疲労、食生活の乱れなどが続いている時には、感染予防を心がけると同時に、自分自身の体調を整えておくことも大切です。

特別に難しいことをする必要はありません。

毎日の基本的な生活を見直してみましょう。

さらに、咳やくしゃみがある場合には、咳エチケットも心がけましょう。

【何を飲むか・何を食べるかだけが養生ではありません】

感染症が気になると、

と考える方もいらっしゃると思います。

もちろん、食事や栄養は大切です。

しかし、それ以上に大切にしていただきたいのが、

「食事・睡眠・休養・運動・心の持ち方」

といった毎日の基本です。

疲れているのに無理をする。

寝不足なのに頑張り続ける。

食欲がないのに適当な食事で済ませてしまう。

これでは体が休まる時間がありません。

「今日はちょっと疲れているな」と感じたら、早めに休む。

これも立派な養生です。

夏の疲れが残っている時には、胃腸への負担が少ない「温かく、消化の良い食事」を意識してみてください。

お味噌汁、スープ、お粥、煮物などもおすすめです。

また、長芋、れんこん、大根、きのこ類、長ねぎ、しょうが、梨など、秋を感じる食材も少しずつ食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、「これを食べれば感染症にならない」という食品はありません。

何か一つの食品に頼るのではなく、いろいろなものをバランス良くいただきながら、胃腸をいたわり、体調を整えていくことが大切です。

漢方相談をしていると、

「もう少し早く休んでおけばよかった」
「無理をしなければよかった」

というお話を伺うことがあります。

体調は突然悪くなったように感じても、その前から体が小さなサインを出していることがあります。

こんな時こそ、無理をしないことです。

早めに休み、体を冷やさず、消化の良いものを食べて、ご自身の体をいたわってあげてください。

高熱や強い倦怠感、息苦しさなどがある場合や、症状が強い・長引く場合には、自己判断だけで済ませず医療機関にご相談ください。

感染症を100%防ぐことはできません。

だからこそ大切なのは、

「感染する機会を減らすための基本的な対策」

そして、

「毎日の養生で自分の体調を整えておくこと」

この両方だと思います。

一つひとつは、とても当たり前のことかもしれません。

でも、養生とは、その「当たり前」を毎日積み重ねることではないでしょうか。

これから秋、そして冬へと季節が移っていきます。

夏の疲れをそのまま引きずらないよう、今のうちから少しずつ体調を整えていきましょう。

建斗漢方堂では、漢方薬や健康食品をご紹介するだけではなく、食事・運動・睡眠・生活習慣・心の持ち方まで含め、その方に合った養生をご一緒に考えています。

そんな時も、どうぞお気軽にご相談ください。

夏を頑張ったご自身の体に、少し休息を。

そして、この秋も皆さまが

「楽に・元気に・笑顔に」

過ごせますように。

野村 建斗