春と夏の間の土用の過ごし方

こんにちは。建斗漢方堂です。

春の暖かさが落ち着き、少しずつ夏の気配を感じる頃ですが、この時期、なんとなく体が重い・だるいと感じていませんか?

実はこの時期は、東洋医学でいう「土用(どよう)」にあたり、体調を崩しやすい季節の変わり目なのです。

土用とは、季節と季節の間にある約18日間の調整期間のこと。

春から夏へ移るこの時期は、
体の中でも特に「脾(ひ)」=胃腸の働きが影響を受けやすくなります。

脾は、食べたものをエネルギーに変えるとても大切な役割を担っています。

つまりこの時期は胃腸の状態=体調そのものといっても過言ではありません。

土用の時期は、気温・湿度・気圧の変化が大きく、
体にとっては負担がかかりやすい環境です。

特に以下のような症状が出やすくなります。

・食欲が落ちる
・胃もたれ、下痢
・体が重だるい
・むくみやすい
・頭が重い、スッキリしない
・気分の落ち込みや不安定さ

これは、体に「湿(しつ)」がたまり、脾の働きが弱っているサインでもあります。

この時期の過ごし方次第で、
夏の体調が大きく変わります。

少し意識してみてくださいね。

・冷たい飲み物や食べ物は控えめに
・暴飲暴食を避ける
・よく噛んで食べる

脾は「冷え」と「過労」に弱い臓です。ここを守ることが最優先です。

おすすめの食材は

・かぼちゃ
・さつまいも
・山芋
・お米(おかゆもおすすめ)

自然な甘みは、弱った胃腸をやさしく助けてくれます。

※甘いお菓子の摂りすぎは逆効果なのでご注意ください。

・部屋の除湿や換気
・軽い運動で汗をかく
・水分の摂りすぎに注意

おすすめ食材:

・はとむぎ
・小豆
・とうもろこし

体の中の余分な水分を外に出してくれます。

土用は「頑張る時期」ではなく整える時期です。

・予定を詰め込みすぎない
・しっかり休む
・睡眠を大切にする

この積み重ねが、夏バテ予防につながります。

春から夏へと向かうこの土用の時期は、体にとってとても大切な準備期間です。

ここでしっかり整えておくことで、暑い夏を元気に乗り切ることができます。

もし、

・毎年この時期に体調を崩しやすい
・胃腸の不調が気になる
・なんとなくスッキリしない

そんな方は、お一人で抱えずにお気軽にご相談ください。

建斗漢方堂では、お一人おひとりのお体の状態に合わせて、やさしく整える漢方のご提案をさせていただいております。

どうぞご無理なさらず、
この季節を穏やかにお過ごしくださいね。

野村 建斗