寒暖差と花粉症の関係

最近、朝晩は冷えるのに、日中は暖かい日が増えてきましたよね。

少しずつ花粉も飛び始めているので、すでに花粉症の症状にお悩みの方も多いかもしれません。

でも実は花粉の量だけが原因ではないかもしれません。

⭐キーワードは「自律神経」と「免疫」です。

1日の気温差が7℃以上あると、体は体温を一定に保とうとフル稼働します。

この調整役が「自律神経」です。

自律神経は交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)のバランスで成り立っています。

寒暖差が大きい日は、
この切り替えが何度も起こります。

つまり自律神経が働きすぎの状態なのです。

これを「寒暖差ストレス」と呼ぶこともあります。

その結果、だるさ、頭痛、めまい、そしてアレルギー症状の悪化等が起こりやすくなります。

花粉症は免疫の過剰反応なのです。

花粉症は正式には花粉症
と呼ばれるアレルギー反応です。

日本では主にスギやヒノキの花粉が原因になります。

本来、花粉は体にとって「異物」です。

それに対して免疫が反応し、
ヒスタミンという物質が放出されます。

ヒスタミンが出るとくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ等が起こります。

つまり、花粉症は「免疫の過剰防御反応」なのです。

⭐自律神経とヒスタミンの関係

実は、ヒスタミンの分泌や粘膜の状態は自律神経の影響を受けます。

寒暖差ストレスで自律神経が乱れると、

・鼻粘膜の血流が不安定になる

・粘膜がむくみやすくなる 

・炎症反応が強まりやすくなる

特に副交感神経が過剰に働くと鼻水が出やすくなります。

つまり、花粉が多いからひどいだけではなく、体のコンディションが整っていないと悪化しやすいということなんです。

⭐朝に悪化しやすい理由

症状が朝につらい方、多いですよね。

理由は3つあります。

① 朝は自律神経が切り替わる時間帯

② 気温が低く、冷えやすい

③ 花粉は午前中に飛散が増えやすい

この3つが重なると、
鼻粘膜が一気に反応しやすくなります。

だから起きた瞬間から鼻がつらいということが起こるんです。

⭐今日からできる専門的セルフケア

ポイントは自律神経を安定させることです!

1️⃣首・お腹・足首を冷やさない

2️⃣睡眠を6~7時間以上とる

3️⃣朝いきなりスマホを見ない

特におすすめなのが朝の深呼吸鼻呼吸を3〜5回繰り返すことです。

まず口をすぼめて体の中の悪いものを出すイメージで8秒かけて吐き出して、それから良いものを取り込むイメージで4秒かけて鼻から吸います。

そして、7秒息を止めてからまた8秒吐き、4秒吸い、7秒止めるを3〜5回繰り返します。

これだけで副交感神経から交感神経への切り替えが穏やかになります。

結果的に鼻の過剰反応も起こりにくくなります。

最後になりましたが、花粉症は花粉の量×体の状態で決まります。

寒暖差が大きい日は、体は思っている以上に疲れています。

外側の花粉対策だけでなく、
内側のコンディションも整える。

それだけで症状の感じ方は変わってきます。

今日もお体をいたわりながら、ご無理せず過ごしていきましょうね。

野村 建斗